技術情報

ナノファイバーの医療向け事例

電界紡糸法(エレクトロスピニング法)によるナノファイバーの重要なアプリケーションのひとつで、最近特に注目されているのが医療向けの分野です。 国内外の化学・製薬・医療機器・繊維などの企業様、大学の研究室により技術、製品の研究・開発が進められており、当社にも多くのお問合せをいただいています。海外では、すでに製品化・商業化に成功した事例もあるようです。 医療の視点で見たナノファイバーの特長   配向性ナノファイバー ① 細胞接着性  細胞増殖の足場となりやすい ② 生体吸収性・生分解性  一≫続きを読む

ナノファイバーの研究動向

1) 関連文献数の推移   図6 関連文献発行数の年別時系列グラフ (JST サイトJ-GLOBAL より引用 参考URL: http://jglobal.jst.go.jp/) 現在インターネット上のデータベースによると、エレクトロスピニング法に関連する文献数は8,000 本を越えています。 図に示すように2006 年付近から急激に投稿数が増えてきており、近年では年間1,000 本以上の投稿が発表され研究が盛んに行われています。 2) 研究開発の動向 現在までにナノファイバーを用いた≫続きを読む

ナノファイバーの応用

   電池セパレータ(帝人株式会社HP より引用) 現在ナノファイバーの応用が考えられているのは以下の分野であり、多くの大学および研究機関、企業において研究成果が報告されております。 ヘルスケア 再生医療工学、創傷材料、DDS 環境工学 浄水フィルター、防塵フィルター、マスク 機能性付加 機能性衣料、機能性食品 電子材料 電池材料、高導電性材料、透明導電フィルム ヘルスケア 経済産業省の報告によると、再生医療製品の市場規模予測は2050 年には世界市場で15 兆円超、また日本≫続きを読む

エレクトロスピニングについて

  エレクトロスピニング法は、多様な材料(主にポリマー) をナノファイバー形状へ紡糸できること、またファイバー形状のコントロールが比較的簡便であることが特長です。 これまでの研究から、工業用熱可塑性ポリマー、生分解性ポリマー、 ポリマーブレンド、そして、無機化合物を混入した複合材のファイバーがエレクトロスピニング法によって紡糸されています(図1)。 ここ数年では、アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化チタン、チタン酸ジルコン酸鉛等のセラミックスナノファイバーの作製例が、盛んに報告されておりま≫続きを読む