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技術情報

電界紡糸装置の選び方

研究用・量産用のラインアップの中からどの装置が最適か、下記を目安にしてご検討ください。 ●まずは簡易的な装置がほしい・予算がない→【NEX-101】がおすすめ!   当社のエントリーモデル。高電圧電源、クリップスピナレット、ドラムコレクターなど、紡糸実験に最低限必要な装備を搭載しています。 ●いろいろな材料を試したい→【NANON-04】がおすすめ!  スピナレット、コレクタなどのシステムパーツを組み合わせ、紡糸条件を設定することにより、 さまざまな材料をナノファイバーに紡糸することができます。≫続きを読む

【論文】組織シートで糖尿病性創傷治癒を改善!

大阪大学大学院 医学系研究科、心臓血管外科の劉莉 特任准教授・李俊君 特任助教がヒト臍帯由来間葉系幹細胞を使用し設計された組織シートを開発されました。概要と論文をご提供いただき、厚く御礼申し上げます。この開発には、当社のNF-103を使っていただきました。 <概要>糖尿病性足潰瘍は、一般的な慢性糖尿病合併症です。 ヒト臍帯由来間葉幹細胞 (hUC-MSC) は、多分化能と入手の容易さにより、再生医療で広く使用されています。 私たちは、hUC-MSC 組織シートを作成するためのポリ(乳酸-グリコー≫続きを読む

【技術情報】コラーゲン/PVP複合ナノファイバーシートを作製しました。

コラーゲン/PVP複合ナノファイバーシートを作製しました。 PVPは化粧品や錠剤の賦形剤などに使われています。 今回はコラーゲンがメインのナノファイバーシートを作りたかったのですが、作成したシートはPVPの比率が大きくなってしまったので、もう少しPVPを減らして紡糸できるように色々試していきたいと思います。 なにかアドバイス等ありましたら、ご連絡いただけますと幸いです。 コラーゲンPVPシート

【技術情報】コラーゲンペプチド(ゼラチン)ナノファイバーシートを作製しました。

今回はHFIPに少量の水を混ぜた溶媒を用いて紡糸しました。1時間ほどの紡糸でも厚めのシートを作製できました。少し液が飛んでしまったり、外す際に皺になってしまったので、改良できるように実験を進めていきたいと思います。 なにかアドバイス等ございましたらご連絡いただけますと幸いです。 コラーゲンペプチド(ゼラチン)シート コラーゲンペプチド(ゼラチン)繊維写真

【技術情報】ゼラチン・PVP混合ナノファイバーシートを紡糸しました

紡糸後、PVP除去のためにエタノールに漬け乾燥させ、顕微鏡にて観察しました。 また、ゼラチンが残留しているか比較としてPVPシートもエタノールに漬けました。 ゼラチン・PVP混合シートは漬けた後に半透明の膜が残っているのに対し、 PVPシートではすべて透明になり溶けたように見えます。 乾燥後は、ゼラチン・PVP混合シートでは白濁した残留物が、PVPシートでは透明の残留物が見られました。 乾燥させたゼラチン・PVP混合シートを顕微鏡で確認しましたが、結果としてはナノファイバーの形を保っていませんで≫続きを読む

海水で分解するバイオプラ不織布

国立福井大学、藤田教授の研究グループが、東京都産業技術研究センターとの共同研究で、バイオポリマーにセルロースナノファイバーを織り込み、海水で分解するバイオプラ不織布(ナノファイバー)の開発に成功されました。 日経電子版の記事をご覧ください。 ナノファイバーの紡糸には当社のエレクトロスピニング紡糸装置をお使い頂いています。

【技術情報】ゼラチンのエレクトロスピニング紡糸テスト

ゼラチンはタンパク質からできており、食品や医療分野で応用されています。 しかし、ゼラチンのエレクトロスピニングは、ゲル化や溶液の導電率が高いため難しいです。 そこで導電率を下げてゼラチン単体での長時間紡糸を行えるようにするために、ゼラチンの等電点に着目した実験を行いました。 詳しくは下記の試資料をご参照ください。 ⇒ゼラチン導電率

【論文】電界紡糸装置で調製したナノファイバーの応用!

『電界紡糸ファイバーの走査電子顕微鏡像の立体視化』と『電界紡糸を用いた異種物質混合とリチウムイオン電池電極材料』の論文を長野工業高等専門学校の押田先生よりご提供いただきました。これらの実験には、当社のEP-01を使用して頂いております。詳しくは下記の論文をご参照ください。 『電界紡糸ファイバーの走査電子顕微鏡像の立体視化』⇒ 『電界紡糸を用いた異種物質混合とリチウムイオン電池電極材料』⇒