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技術情報

NEX-101でPANを紡糸中です

新製品である、研究室向け実験用電界紡糸装置 NEX-101を使い、さまざまな材料の紡糸を試みています。150mm x 150mm のサンプルを簡単に作ることができます。 現在 PAN(ポリアクリロニトリル)を紡糸していますが、上々の仕上がりです。

キトサンナノファイバーを紡糸しました

電界紡糸(エレクトロスピニング)法でキトサンナノファイバーを紡糸しました。 キトサンはカニの甲羅などに含まれるキチンを脱アセチル化して得られる物質で、安全性の高い天然高分子として添加剤や医療分野等で注目されています。  

PLLAの配向性ナノファイバーを紡糸しました

PLLAの配向性ナノファイバーを電界紡糸(エレクトロスピニング)法で紡糸しました。当社製のドラムコレクタを高速回転させながらファイバーを集積することにより、このような配向膜を作製することができます。 配向性ナノファイバーは繊維が一定の方向に揃った状態で紡糸されているもので、外観上は画像の通り金属光沢のある膜として得られます。 用途はさまざまですが、最近では細胞培養の足場材料など、再生医療研究に用いられることもあるようです。

PUのチューブ状ファイバーを紡糸しました

ポリウレタン(PU)ファイバーのチューブ状サンプルを電界紡糸(エレクトロスピニング)法で作製しました。 当社製マンドレル・コレクターを使用しています。 画像はサンプルの断面と、チューブの表面の繊維。長さ600mm、内径6mm、膜厚600μmのサンプルです。 内径については、これまでに3~6mmのものが紡糸できています。

マルチジェットスピナレットによるPANの電界紡糸

マルチジェットスピナレット(MJS)を利用してPANの電界紡糸を行いました。画像は紡糸したPANサンプルとその繊維の様子です。 PANサンプルの大きさは550×2000mm、膜厚約100μm です。 マルチジェットスピナレットでは短時間で多くのナノファイバーを紡糸することができます。

エチルセルロースナノファイバーの電界紡糸に成功しました

倉敷芸術科学大学、岡田教授のご依頼によりエチルセルロースを材料に電界紡糸をおこない、セルロースナノファイバーを作ることに成功しました。近い将来、どのようなアプリケーションに活用されるのか、とても楽しみです。下記、黒紙の上に紡糸したサンプルの実物写真とSEM写真です。

チューブ状ファイバーを紡糸しました

最近、人工血管への転用を想定しておられる国内外の多くのお客様から、チューブ状のファイバーを作ってほしいというお問合せをいただいています。 当社のマンドレル・コレクターを利用して、厚さ500μm(以上)、長さ40㎝(以上)の丈夫なサンプルを作ることができました。内径は 3~5mmです。