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技術情報

【論文】ホイッピングリージョンに対する溶液・印加電圧の影響

当社と共同研究を行って頂いている九州工業大学の大塚研究室(大塚信也准教授・工学博士)による電気学会での発表論文です。 「エレクトロスピニングにおけるホイッピングリージョン形成に仕様溶液と印加電圧が及ぼす影響に関する基礎検討」と題されています。 KIT_2021_電気学会

【技術情報】モバイル電界紡糸装置 開発・実験中!

手に持ってナノファイバー紡糸ができるモバイル電界紡糸装置の開発・実験中です。 最大30kVの高電圧出力で、スマートフォンから設定制御をおこなうことができます。 詳しいご案内は近日中に。 乞うご期待!  

【技術情報】白金担持グラフェンを利用して燃料電池の性能向上

北海道大学大学院、田部教授、植村准教授のエネルギー変換システム研究室に当社の電界紡糸装置 NANON-04 を納入しました。 同研究室では、白金担持グラフェンを利用して、燃料電池の性能向上のための研究をおこなわれます。 下記、先生による研究の概要と模式図です。 「燃料電池の高性能化と低コスト化を実現するために,水素と酸素が反応する触 媒層を最適な構造に することが求められている.従来の触媒層では,白金が担持されカーボンナノ粒子上を高分子(アイ オノマー)が被覆した,厚さ10ミクロン程度の多孔質構≫続きを読む

【論文】3D 電界紡糸 – “ナノファイバー・マシェ・ボール”

  国立福井大学、ナノファイバーの研究で世界的に有名な藤田准教授の研究室で、 嚢胞の立体構造を模した「ナノファイバー・マシェ・ボール」の作成に成功されました。 当社の電界紡糸装置を使って頂いております。 たいへん興味深い記事です。 ご覧ください。 https://doi.org/10.3390/polym13142273 ※訳文を下記します。 拙訳にてごめんください。   嚢胞の立体構造を模したナノファイバー・マシェボール 〈はじめに〉 嚢胞とは内部に液体および半固体性物質を≫続きを読む

【技術情報】コラーゲン・ヒアルロン酸紡糸の研究

コラーゲン・ヒアルロン酸をファイバーに紡糸する研究がおこなわれています。 ・芯鞘スピナレットを利用する方法 芯鞘スピナレットを利用して、コラーゲンやヒアルロン酸をベースとした水溶液を芯材、PVP等の合成樹脂水溶液を鞘材として芯鞘繊維を紡糸します。 コラーゲンについては、紡糸後の芯鞘繊維を弱塩基性水溶液で浸漬処理することで、鞘側が除去され、ゲル化したコラーゲンのみのナノファイバー膜を取り出すことができます。 ヒアルロン酸の場合は弱酸性エタノール水溶液等で浸漬処理することで、同様にゲル化したヒアルロ≫続きを読む

【技術情報】福井大学で天然ゴムからの直接紡糸が成功

福井大学の学術研究院工学系部門繊維先端工学分野で、メックのナノファイバー装置を用いて、 エレクトロスピニング法により天然ゴムラテックス(NRL)を直接紡糸する技術が開発されました。   9月18日(水)化学工業日報新聞で紹介されました。   NRLからの直接繊維化はおそらく日本初となります。 今後のご活躍を祈念するとともに、メックとしてもエレクトロスピニング装置の更なる研究開発に努めたいと思います。

アセチルセルロースを紡糸しました

エレクトロスピニング(電界紡糸)法でアセチルセルロース(酢酸セルロース)のナノファイバーを紡糸しました。 アセチルセルロースは写真のフィルムや塗料、衣料、液晶フィルム、分離膜(フィルター)など幅広く利用されています。最近はその親水性と生分解性から、浄水処理用膜素材としても注目されています。 アセチルセルロースをナノファイバーとすることで、さらに利用の幅が広がることが期待できます。  

ポリイミドのナノファイバーを紡糸しました

エレクトロスピニング(電界紡糸)法でポリイミドのナノファイバーを紡糸しました。 ポリイミドは耐熱性・電気絶縁性に優れており、フィルターや保護膜、電子回路の絶縁体に用いられます。 ポリイミドをナノファイバーとすることで、通気性のある断熱材や極めて薄い絶縁体など、様々な用途に応用することが可能と考えられます。

ディスクコレクタでPEOを紡糸しました

PEOの配向性を確認するため、当社のディスクコレクタを使用し、エレクトロスピニング(電界紡糸)法でPEOの配向性ナノファイバーを紡糸しました。 ディスクコレクタでは、基材を用意せず、コレクタ上に直接配向したナノファイバーの束(バンドル)を簡易に作製することができます。一般的には、ディスクコレクタの回転速度が大きいほど配向性が向上する傾向があります。

PCLの配向性ナノファイバーを紡糸しました

当社のドラムコレクタを使用し、エレクトロスピニング(電界紡糸)法でPCL(ポリカプロラクトン)の配向性ナノファイバーを紡糸しました。 PCLは生分解性や機械的強度などの特性が優れており、農業用資材や医療用材料など、幅広く利用されています。 PCLをナノファイバーとして利用することで、さらに用途が広がることが期待できます。 。