電界紡糸装置

不織布電界紡糸装置 NW-103

PLC制御を採用
パイプ / マルチジェットスピナレットで高速・高均一性の紡糸を実現

NW-103は不織布紡糸に特化した装置で、PVDF, PAN, PVAなどのさまざまな材料を使って繊維径数十nm~数μmのファイバーを電界紡糸法により紡糸します。

主な特長

    • 850mm幅のベルトにナノファイバーを高速紡糸
    • スピナレットを4列のレールに配置し、最大850mm幅(有効幅 680mm)の膜を高速で紡糸します。
    • PLC制御でRoll to Rollユニットなど接続が簡単
    • PLC(Programmable Logic Controller)制御を新たに採用したことで、お客様の設備とのインターフェースが
      より簡単になりました。
      例)お手持ちのRoll to Rollユニットを接続し、PLCで簡単に操作可能です。
    • 材料によってパイプスピナレット/マルチスピナレットを選択可能
    • 溶液に応じた穴数のパイプスピナレットまたはマルチジェットスピナレット(MJS)を使い分けることで、さまざまな材料を紡糸することができます。
    • 左右のトラバース、スピナレットの上下機構を自由に設定可能
    • 左右のトラバース機構の可動範囲や揺動速度、スピナレットの電動上下動の値を自由に設定できます。
    • 100μm以上の膜厚を実現
    • コレクター(コンベヤベルト)に-10kVのマイナス高電圧を印加することにより、膜厚100μm以上の不織布を作製することができます。(特許取得済み)
    • 生産機としても利用可能
    • 当システムとRoll to Rollユニット、環境制御機などを組み合わせることで、スタンドアローン機としても生産機としてもお使い頂くことができます。
    • 徹底した安全対策と高い操作性
    • 高圧印加時のインターロック、ドアロック、強化ガラス、瞬時の高電圧ディスチャージ、プレフィルター、
      非常停止スイッチなどを備え、安全操作に配慮しています。
      また、オペレーションユニット(タッチパネル)で紡糸に関する様々な値を簡単に入力して運転することができます。

仕様・性能

型名 NW-103
使用目的 研究開発またはパイロット生産
主な作製物 不織布 ベルト850mm / 有効幅680mm
スピナレット パイプスピナレット、マルチジェットスピナレット(MJS)、BNP(ビット・ノズル・パイプ)スピナレット
(溶液や条件により穴数、数量、配置を変更可能)
標準コレクタ(コンベヤベルト) スチールベルト
制御 PLC / タッチパネル
紡糸距離 100~300mm
高圧電源(正極性) 0.0~40.0kV(3台搭載可能)
高圧電源(負極性) 0.0~ー10kV
トラバース機能 可動範囲 100mm (±50mm)
揺動速度 0~100mm/sec
コンベア速度 最大10m/min
ラック外寸(※突起物を除く) 2530W x 1720D x 2000H (mm)
重量 1300kg以下
ギアポンプ 3台搭載可能
溶液ポンプ(1/2/3)供給 50~500ml/hr
溶液粘度 100~5000mPa・S
溶液タンク室容積 430W x 230D x 280H (mm)
ライト チャンバー用およびスピナレット用
安全装置 ・セーフティロック
・ドアロック
・非常停止ボタン
・表示灯
・排気センサー
・高電圧出力の高速遮断(電源オフ後)
・高電圧過電流発生時の高電圧遮断

搭載可能なコンポーネンツ

 

マルチジェットスピナレット

 

パイプスピナレット

 

BNPスピナレット

 

ギアポンプ

NW-103 システムブロック図