ユーザー専用ページ
よくあるご質問

よくあるご質問

販売後の保証/サービス

機器の保証内容とアフターサービスについて教えてください。

当社製品は、出荷後1年間、当社工場で無償修理をおこないます。現地修理が必要な場合には、営業またはサービススタッフがお伺いします。

 

製品購入後、保守部品の購入することはできますか。

はい。当社営業スタッフにお申し付けください。 また、市販品については、ネットショップなどでもご購入頂くことができます。

コンサルティング / サンプル作製

紡糸条件などに関するご相談をすることはできますか。

はい。 ご使用される材料について教えて頂ければ、当社技術スタッフがデータベースの情報に基づいて、ご提案を差し上げます。

 

どのようなサンプルでも作ることができますか。

最善は尽くしますが、材料(溶液、溶媒)、紡糸条件などにより、どうしても紡糸できないこともあります。 あらかじめご了承ください。

 

研究所や工場の見学はできますか。

はい。いつでも見学をしていただくことができます。 当社営業スタッフへお気軽にお問い合わせ下さい。

電界紡糸について

ナノファイバーを電界紡糸するためにはどのようなことが必要ですか。

下記のようなパラメータについて留意して頂くことが必要です。 
・高電圧出力
・溶液の粘度
・溶液の導電性
・環境湿度
・環境温度
・紡糸距離
・溶液の揮発度
・溶液の特性

 

電界紡糸に適しているのはどのような溶液ですか。

溶媒に溶け、粘弾性があることが必要です。
これまでの紡糸実績については、サンプル作製のページを参照ください。

 

どのような注射針がお勧めですか。

当社では 18G, 22G, 27G の注射針を使用しており、安定したテイラーコーンを得るために、先端を水平にカットしています。

 

溶媒としてどんな薬剤を使うことができますか。

下記が、通常当社が使用している溶媒です。  
・DMF
・DCM
・純水
・アセトン
・エタノール
・クロロフォルム
・メタノール

タンパク質、ゼラチン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの天然素材を使用してナノファイバーを電界紡糸できますか?

はい。当社では通常、お客様から支給頂く単一材または複合材を使って紡糸をおこなっています。
ただし、紡糸できるか否かは、分子量、分子構造、帯電性、導電性、適合する溶媒が何かなどにより異なります。

ラボ用装置 (NANON, NF)

貴社の装置の高電圧出力は他社製品に比べて低いように思うのですがどうしてですか。

当社の製品は、安定した電界を実現するために、紡糸チャンバー内の部品のレイアウトや材質を徹底的に考慮し、設計しています。
そのために、より低い電圧で、効率的にしかも安全に紡糸をおこなうことができます。

 

どのような安全対策が講じられていますか。

当社の電界紡糸装置には、下記の安全機能が搭載されています。
・高電圧インターロック
・運転中のドアロック
・強化ガラス
・高圧表示灯(シグナルタワー)
・非常停止ボタン
さらに、定格高電圧出力は安全のため、できるだけ低く抑えられています。
また、動作停止後のディスチャージも短時間でおこなうため、感電の危険性がたいへん少なくなっています。

 

貴社のラボ用装置の特長、セールスポイントは何ですか。

当社装置の特長は次の通りです。
・紡糸チャンバー内の部品の材料やレイアウトを考慮して、安定的な電界を得られるようにしています。
・多様なスピナレット、コレクタなどの部品を組み合わせることにより、お客様がお望みのナノファイバーを紡糸することができます。
・注射針先端のクリーニング機構を搭載しています。(特許取得済み)
・ドラムコレクタまたはディスクコレクターを利用して、配向膜を紡糸することができます。(特許取得済み)
・10キーまたはタッチパネルで紡糸条件を簡単にプログラミングすることができます。

 

除湿器は装備されていますか。

いいえ、装備されていません。通常は、市販品の除湿器をお勧めしており、それを装着するためのアダプターは当社で提供しています。(オプション)
「その他の部品」のページをご参照ください。

 

ロールトゥロール・コレクタの基材には何を使いますか。

通常、市販のアルミフォイルか、薄さ50μm以下の、導電性のコーティングのない紙ロールを利用します。

不織布電界紡糸装置 (NW-101)

一度に使える溶液の最大容量はいくつですか。

9リットル(3リットルびん 3本)です。

 

排気装置はついていますか。

いいえ、標準装備はされていません。市販のフィルタをお勧めしていますので、当社営業スタッフにお気軽にお問合せ下さい。
(例. 日本無機 EMLシリーズ、PURシリーズ など)

 

パイプスピナレットにはジェット吐出口はいくつついていますか。

30個タイプ、60個タイプの2種類のパイプスピナレットをご用意しています。
標準で4本搭載、オプションで2本追加搭載します。
最大 60個 x 6本で、360個の吐出口を持つことになります。

 

NW-101 と EDENではどちらが生産性が高いですか。

MJS (マルチジェットスピナレット)の最大吐出口数は 22です。
4個のMJSを4本のバーに搭載された場合、吐出口の数は 22 x 4 x 4 = 352個になります。
パイプスピナレットの最大数は 360 ですから、ほぼ同じ生産性ということができます。

 

パイプスピナレットはどのようにして洗浄しますか。

吐出口が詰まらないように、溶液を溶かす溶媒を利用してください。
当社では、溶液がPVDFの場合、スピナレットをDMFに8時間以上浸してから洗浄しています。

 

紡糸する際に、ナノファイバーの上に液滴が落ちることがありますか。

紡糸条件によります。 最適な条件で紡糸がされれば液滴が生じることはほぼありません。

 

NW-101は環境制御器が装備されていますか。

いいえ、装備されていません。
お客様が必要な場合、市販の装置をお勧めしていますので、当社営業スタッフにお気軽にお問合せください。
(例. アピステ PAU-AZ2000SE-DR など)

 

異なる溶液で紡糸をすることはできますか。

はい。 当装置には3台のギアポンプと3台の高圧電源が搭載されており、同時に別々に駆動することができます。