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お客様の声

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VOICE01

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)荏原 充宏 教授WEBサイト

医療用途にピッタリ!

私どもの研究室では、MECCさんのESM-101とNANON-04を使用して癌治療や血液浄化用のメッシュの開発を行っております。特にESM-101はアカデミアでは第一号として設置させていただきました。医療用途ということで高価な薬剤や生理活性物質を含有するのですが、MECCさんの装置は薬剤ロスが小さく、電圧幅も自由に調整可能なので私どもの要求にはとてもマッチしております。また装置の安全性が高く、どんな些細な悩みにも迅速に相談にのっていただけるので、長期的なプロジェクトを進める際にはとてもありがたいです。

VOICE02

福井大学 工学系部門 工学領域
繊維先端工学講座藤田 聡 教授WEBサイト

便利で効率的な装置です

NANONはナノファイバーを研究対象とする私たちの研究室では無くてはならない設備です。紡糸条件の設定は直感的で、効率的に作業を進めることができます。装置にはライトが組み込まれており、微細な繊維も目視で確認しやすい設計が大変便利です。
また、紡糸性の良い溶液を使用すれば、長時間装置を動作させておけますので、その間に他の実験を進めることができ重宝しています。ひとつにシステムに統合されているため、配線が混乱することもなく、様々なコレクターとの交換も可能で、これ一台で多くの実験に対応が可能です。大きなパーツも取り外しやすく、実験後の清掃も容易です。

生体材料のナノファイバーを研究

生体材料のナノファイバー応用について研究しています。生体に安全な材料を目指しており、最近では特にコラーゲンなどのタンパク質、アルギン酸などの多糖類、セルロースナノファイバーなど、様々な天然高分子材料のナノファイバー化とその応用に取り組んでいます。
水系でのエレクトロスピニングは条件設定がシビアですが、メック製品はうまく絶縁されており、チャンバー内の閉じた空間で紡糸できるため、安定して紡糸実験を進めることができます。

安全でいつでも同じ繊維が合成できます!

私たちの研究室は「繊維の合成(=材料の合成)」をゴールとした研究のみではなく、「合成した繊維の使用」を目的とした研究も推進しています。そのため、研究用途としては比較的大量の繊維を一気に合成することが多いです。これまでは自作した装置で繊維を作っていましたが、紡糸の度に条件が変わってしまい、作るたびに繊維が異なる場面が散見されていました。また、安全性への配慮も十分とは言えず、紡糸の際には付きっきりで実験する必要があり、大量の繊維を合成することは困難でした。研究が基礎→応用に進むにつれ、このような悩みが顕在化してきた時にMECCさんのNANONと出会いました。コンパクトで単純な操作で運転可能でありながら、豊富なアクセサリを活用することで様々な繊維を合成できます。また、紡糸条件を長時間一定に保って紡糸ができ、万全な安全装置も備えられているため大量の繊維を一気に合成することもできます。さらに、新たな材料の紡糸を始める際の条件出しなどにも協力していただける万全のサポート体制があるので、今後の研究にも大いに役立つ存在です。

燃料電池材料や吸着材など物質の拡散性向上に寄与する繊維材料の研究開発

燃料電池や吸着材などの材料開発を行っています。材料開発の多くは、反応速度の向上を達成すること・新たな機能を付与することなどを目的として進められています。優れた特性材料は非常に多く提案されていますが、デバイスに適用した際にその特性をそのまま発揮できない材料も存在します。この理由の一因として、デバイスに適用するために材料を積層した際の物質の輸送性の悪化などが挙げられます。私たちはこれまでの材料開発とは逆のアプローチで、デバイス適用した際に物質の輸送性向上に寄与する材料とは?という観点で材料開発を進めています。粒子の材料が多く用いられる分野ですので、これまでとは大きく異なる層の物性が得られる繊維を安定的に合成できるNANONは私たちの研究になくてはならないものです。