会社概要
会社概要
名称 | 株式会社メック |
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本社所在地 | 〒838-0137 福岡県小郡市福童196-1 |
生産工場 | 〒838-0137 福岡県小郡市福童196-1 |
研究開発棟・スタジオ | 〒838-0137 福岡県小郡市福童289 |
設立年月日 | 1973年5月11日 |
従業員数 | 45名 |
代表取締役 | 臼井 惠 |
資本金 | 4,000万円 |
取引銀行 | 日本政策金融公庫 西日本シティ銀行 みずほ銀行 |
事業内容 | 電子機器の開発・製作 ナノファイバー紡糸装置の開発・製作 有線放送・電気通信事業(ケーブルテレビ) |
適格請求書発行事業者登録番号 | T7290001050513 |
組織図 |
会社沿革
石油ショックによる物価上昇で省エネ時代に突入した1973年、福岡県小郡市に医療機器のメンテナンスを行う会社が設立されました。当時の従業員はわずか3人。これがメックの始まりです。
やがて、メンテナンスの傍らで開発していた「生体現象写込装置」を完成。 この装置は長い間、全国の多くの病院で活躍しました。
その後、ブラウン管試験装置の開発を手掛け、世界で認められることとなる「偏向増幅装置DEF-01」を開発。 この装置を皮切りに、国内外のブラウン管工場に次々と製品を送り込むことになり、当社の礎が築かれることとなりました。
ディスプレイの主役がブラウン管からフラットパネルへ交代するに伴い、液晶や有機ELパネルの検査装置の開発に着手。 ほぼ時期を同じくして、地元小郡市でケーブルテレビ局を開業。 また、ナノファイバー紡糸技術の開発への取り組みを始めました。
当社はこれからも独自の技術で、当社にしかできない製品を市場に提供し、社会に貢献してまいります。
1973年 | 株式会社メック創業 医療機器のメンテナンス業務、生体現象写込装置の開発 |
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1977年 | 本社移転・工場新設 福岡県小郡市福童289 (創業地) |
1978年 | 医療用製造業許可取得 X線自動管電圧調整機、CRT偏向増幅器の開発 |
1981年 | ユニバーサルCRT試験装置、X線画像処理装置の開発 |
1984年 | CRT偏向増幅器の輸出開始 |
1987年 | 第2工場新設 韓国大邱市にMECC KOREA CO., LTD. 設立 高輝度モニター、CRTエージング装置の開発 |
1990年 | シンガポールに MECC SINGAPORE (S) PTE. LTD. 設立 |
1991年 | 米国イリノイ州に MECC U.S.A., INC. 設立 |
1994年 | 本社社屋新設 福岡県小郡市福童196-1 |
1997年 | 中国上海市に MECC SHANGHAI CO., LTD. 設立 |
1999年 | 小郡市をエリアとしてケーブルテレビ局 ケービレッジ 開局 |
2001年 | CRT自動検査装置の開発 |
2002年 | 電気工事事業、第1種電気通信事業許可取得 液晶パネル検査装置の開発 |
2005年 | 有機ELパネル検査装置の開発 デジタルチューナ検査装置の開発 |
2006年 | 研究開発用ナノファイバー紡糸装置の開発 |
2008年 | 3波出力地デジ信号発生器の開発 次世代テレビ用4K2K信号発生器の開発 |
2009年 | 筑前町との契約で光インターネットの運用開始 |
2010年 | ハイビジョン上り回線変調器・復調器の開発 ハイビジョン自主放送送出装置の加発 |
2011年 | 量産用ナノファイバー紡糸装置の開発 |
2012年 | TS同録装置の開発 |
2013年 | データ放送システムの開発、ケービレッジでの運用開始 |
2014年 | 有機EL/液晶パネル検査装置の開発 |
2015年 | パイロット生産用電界紡糸装置の開発 |
2017年 | マルチチャンネル電源装置の開発 |
2020年 | 医療・ヘルスケア向け電界紡糸装置の開発 |
主要取引先
機器事業
・ ジャパンディスプレイ
・ 京セラ
・ 村田製作所
・ 小松村田製作所
・ 岡山村田製作所
・ 深圳村田 (中国)
・堺ディスプレイプロダクト
・京セラ タイ
・京セラ 中国
・Raystar Optronics (台湾)
・AUO (台湾)
・トーメンデバイス
・ ニューメディア 米沢センター
・ テレビ小松
・ ニューメディア 福島センター
・ アイコムこうか
・ 苫小牧ケーブルテレビ
・ 花巻ケーブルテレビ
・ 姫路ケーブルテレビ
・ 大崎ケーブルテレビ
・ 横浜ケーブルビジョン
・ 長崎ケーブルメディア
・ 宮古テレビ
・ 福井ケーブルテレビ
・ 秋田ケーブルテレビ
・ チャンネル・ユー
・ 稲沢CATV
・ ZTV
・ BAN-BANネットワーク
・ 中海テレビ放送
・ 井原放送
・ 中讃テレビ
・ ケーブルメディアワイワイ
・ テレビやつしろ
ナノファイバー事業
・ 大阪大学
・ 東京大学
・ 東京工業大学
・ 福井大学
・ 京都大学
・ 京都工芸繊維大学
・ 神戸大学
・ 名古屋工業大学
・ 九州大学
・ マサチューセッツ工科大学 (アメリカ)
・ ワシントン大学 (アメリカ)
・ 中央研究院 (台湾)
・ ブリティッシュ・コロンビア大学 (カナダ)
・ トリニティ大学 (アイルランド)
・ キング・サウド大学 (サウジアラビア)
・ ポーランド基礎技術研究所
・ 清華大学 (中国)
・ 北京科技大学 (中国)
・ 上海交通大学 (中国)
・ NAMI (香港)
・ カイロ・アメリカン大学 (エジプト)
・ パリ・サクレー大学 (フランス)
アクセス
車で
・西鉄小郡駅から6分
・JR鳥栖駅から8分
・福岡空港から45分
(高速道路利用)
電車で
・西鉄福岡~小郡30分
・JR博多~鳥栖34分
(特急22分)
徒歩で
・西鉄小郡駅から20分
代表挨拶
「お客様の喜びと課題を共有する」
株式会社メックは現在、3つの事業を運営しています。
一つ目は有機ELや液晶パネルの検査装置事業。 1973年の創業以来続けてきたブラウン管検査装置の流れを汲む事業で、1台で多品種のパネルを点灯検査できるというコンセプトの装置開発を得意としています。
二つ目はナノファイバー紡糸装置の開発。 電池やフィルター、マスク、被服、細胞培養などさまざまな用途に開発がすすむナノファイバーを、電界紡糸という技術でつくりだすものです。 今後は医療・ヘルスケア向けに特化してまいります。
最後はケーブルテレビ局の運営。 地元小郡市、筑前町、大刀洗町の1市2町をサービスエリアとして、地デジ・BS・専門チャンネルのテレビ放送、高速の光インターネットサービスを地域の方々に提供しています。
どの事業にも高度な技術と知識が要求されるのですが、私自身は、入社以来ずっと営業マンとして業務に携わってまいりました。
技術のことは分かるようで分からない。 実は分からないことだらけなのですが、当社の技術者たちに、製品を作り出すときには、「しっかりとお客様の声を聞こう。 お客様の持っている課題を自分のものとして共有し、そしてそれが解決し、結実したときにはその喜びを分かち合わせてもらおう。」 と言っています。
代表取締役 臼井 惠