IoTセンサー

【IoTセンサー】土砂崩れ、地すべり、土石流の違い

2025年3月13日

近年多発する土砂災害、正しく理解していますか?

近年、記録的な豪雨や地震の影響で、土砂災害が多発しています。ニュースでよく耳にする「土砂崩れ」「地すべり」「土石流」という言葉。これらの違いを正確に理解できていますか?

この記事では、それぞれの土砂災害の特徴や違い、そして私たちにできる対策について解説します。

\土砂災害を早期検知するIoTセンサー/

土砂災害の種類と特徴

土砂災害は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • 土砂崩れ(がけ崩れ)
    • 急な斜面が崩れ落ちる現象です。
    • 短時間で発生し、速度が速いのが特徴です。
    • 雨や地震が主な原因となります。
  • 地すべり
    • 比較的緩やかな斜面が、広範囲にわたってゆっくりと移動する現象です。
    • 数日から数ヶ月、あるいは数年かけて進行することもあります。
    • 地下水の影響や地盤の性質が主な原因となります。
  • 土石流
    • 山や谷の土砂、岩、流木などが、水と一体となって高速で流れ下る現象です。
    • 破壊力が非常に大きく、甚大な被害をもたらすことがあります。
    • 集中豪雨が主な原因となります。

土砂災害から身を守るためにできること

防災・減災の正しい知識を持つことが大切です。

避難場所や避難経路の確認

住んでいる自治体のハザードマップを確認し、避難場所や避難経路を把握しておきましょう。

重ねるハザードマップでは住んでいる場所の災害リスクを知ることができます。

すみやかに安全な場所に避難

豪雨や地震など土砂災害が発生しやすい状況では、警戒情報や避難指示をチェックし速やかに安全な場所に避難しましょう。

気象庁が提供しているキキクルでは土砂災害警戒警報を確認することができます。

危険な場所には近づかない

大雨や地震の後など土砂災害の危険性が高まっている時は、斜面や渓流などに近づかないようにしましょう。

土砂災害の予兆に注意

土砂災害は斜面の状態が突然悪化し起こりますが、いくつかの予兆がみられる場合があります。

  • 地割れや亀裂
  • 斜面からの湧き水や濁った水
  • 川の水位が下がる
  • 異音(土砂の崩れる音、木の裂ける音など)

防災技術を利用する

人工衛星による異常検知やワイヤーを用いた斜面の異変検知など様々な技術が開発されています。斜面の傾斜の変化を検知してお知らせするIoTセンサーも低コストで簡単に導入できるのでおすすめです。

傾斜センサーで土砂災害を早期検知

土砂災害の予兆を早期に検知するために、傾斜センサーの導入が有効です。

弊社の傾斜センサー「傾斜つたエール」は、高精度な計測と異変を検知して即時にメール発報することにより、土砂崩れや地すべりの前兆をいち早く知ることができます。

  • 異常発生時の即時通知で迅速な対応が可能
  • 遠隔地からのデータ確認でシステム化が可能

傾斜センサーを導入することで、土砂災害による被害を最小限に抑え防災・減災に取り組むことができます。

土砂災害に対する正しい知識で防災・減災を

土砂災害は、私たちの生活を脅かす身近な災害です。それぞれの特徴を正しく理解し、日頃から対策を講じることが重要です。

弊社の傾斜センサー「傾斜つたエール」は、斜面の異変を検知して即時にメールを送るので急な土砂災害にも迅速に対応することが可能です。

土砂災害警戒区域にお住まいの方々の災害対策や、地域住民を災害から守る地方自治体の職員のみなさまにご検討いただいております。

製品に関するご質問や資料請求は、お気軽にお問い合わせください。